40周年記念誌制作

中央コンピューターサービス株式会社 様

丁寧にリードしてもらえたので安心だった記念誌作り

2021年に40周年を迎えた「中央コンピューターサービス(CCS)」様。記念誌を作ろうということになり、弊社にお声がけをいただきました。記念誌編纂チームの一員として、弊社とのやり取りや取材撮影の窓口として調整を行ってくださった同社総務部の田中奈保子さんにお話を伺いました。

「35周年のとき、社内向けに動画を作成したので、40周年も何かしたいねという話になり、記念誌を作ることになりました。それならばいつも広報誌の制作を手がけていただいている長井さんのところにお願いしようとなりました」(田中さん)

早速、総務部のスタッフが中心の記念誌編纂チームと弊社の長井とでミーティングが行われました。記念誌のサイズやページ数、内容など、何も決まっていないゼロの状態からのスタートでした。

「記念誌なんて作ったこともありませんし、もちろん何のノウハウもなかったので、長井さんにリードしてもらいながら、話し合いを進めていきました。素人の私たちにも分かりやすいように、長井さんが丁寧にいろいろなことを説明してくださったので助かりました」(田中さん)

堅苦しくなく、手に取りやすくて読みやすいもの。よくある重くて大きな記念誌ではなく、気軽にページをめくれるようなもの。そのようなリクエストをもとに、まずはいくつかの表紙デザイン案を弊社から提出させていただきました。その中から選ばれたのが、CCS様のコーポレートカラーである青を使った表紙。形状も長井が提案した形とサイズに決定しました。

「表紙案や形状が決まったら、次はページ数を決めることに。4ページ分を1枚のシートに印刷して裁断していくので、4の倍数でページ数を決めなければならないこともこのとき長井さんが教えてくれました」(田中さん)

記念誌が過去から未来へバトンをつなぐきっかけに

ページ数とともに掲載する内容についても決めていかなければなりません。これまでの会社の歩みをきちんと形に残すこともこの記念誌の意義であるとし、創業時のことが語れるOB社員の方のインタビューをたくさん載せることにしました。また、過去から未来へバトンをつないでいくという想いも組み込みたいということから、現役の中堅社員の方や若手社員の方のインタビューも掲載することに。たくさんの方に登場していただき、記念誌に参加してもらうことで、入社歴の浅い方たちにも会社のことを理解していただければという狙いもありました。

「私自身、総務スタッフとしてここで働く上で、会社の歩みや歴史を知っておくことは大切だなと思いました。どうやって会社の企業風土ができ上ってきたのか、諸先輩方がどうやって会社をここまでの規模に成長させてきたのか、私たちも理解した上でそれをこれから入社してくる後輩たちにも伝えていきたいと思います。そのときに、こういう記念誌があると伝える材料のひとつになると思いました」(田中さん)

ページ構成が決まったら、長井のほうで細かいスケジュールを組み、編纂チームの方たちに用意していただくものや調整ごとなどを依頼。20人近くのОBや現役社員の方たちの撮影インタビューのスケジュール調整や、若手社員と役員の座談会のセッティングのほか、会社の年表作成、古い写真を集めるといった作業もお願いしました。通常業務の合間を縫って、編纂チームの皆さんにご協力いただき、無事完成までたどり着くことができました。

「完成した記念誌は、希望する社員に1人1冊ずつ渡しました。ホームページのほうにも同じものを掲載しており、デジタル版で見ている社員も多いようです。長く勤務している社員からは『懐かしいね』という声が、社歴の浅い社員からは『会社のことがよく分かりました』といった感想がありました。また、取引先などに配らせていただくと、『立派ないいモノをつくられましたね』『会社のことがよく分かります』と評判です」(田中さん)

5年後、10年後の周年記念の際、どのようなことをやってみたいかと伺うと、「何かはしたいねと総務のメンバーでは話しています。今回記念誌を作ったので、まったく別のことをやる感じかなと考えています。特に50周年というのは大きな節目となるので、会社全体を巻き込み、早い段階からプロジェクトチームを作って何かできたらいいなと思っています。その際はまた長井さんに力をお借りして、アイデアを出すところから相談に乗っていただけたらと思います」と田中さん。弊社としましても、5年後、10年後、更にその先も、CCS様の周年行事を企画からご一緒させていただけたら光栄です。

総務部 田中 奈保子 様

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