50周年記念ワインボトルデザイン

ふらのワイン 様

50年の想いと未来への願いが詰まったワイン。ボトルデザインで表現

2022年に50周年を迎えた「ふらのワイン」。それを記念したプレミアムワインが12月1日から富良野市内限定(数量限定)で発売されました。富良野産のぶどうを富良野産のミズナラの樽で熟成させた「富良野」のワイン。これまでふらのワインのワイン造りに携わった人たちの想いと技術が詰まったものです。今回、そのワインボトルのデザインを弊社が担当させていただきました。窓口となってくださった富良野市ぶどう果樹研究所の製造課長である高橋克幸さんに、ボトルデザインについてお話を伺いました。

「今回は『Σ(シグマ)』と『∞(インフィニティ)』という2種類のワインを造りました。名称は先に決まっていて、これまで私たちのワインのボトルデザインを手がけてくださった広告会社やデザイン会社の方たちに声をかけさせてもらい、コンペでデザインを決めることにしました」(高橋さん)

オリエンの際に提示された条件は、名称でもある「Σ」「∞」の記号を必ず使うこと、そして高級感のあるものという2つでした。「Σ(シグマ)」は、数学用語で「総和」を意味。これまでの栽培醸造技術や関わった人たちの想いの「総和」をここに込めたそう。一方、「∞(インフィニティ)」には、さらに50年、100年とふらのワインが続いていってほしいという願いが込められているとのこと。

「コンペに参加してくれた各社、素晴らしいものを用意してくださったのですが、長井さんのところは我々の想像を超えたデザインでした」(高橋さん)

背景が黒で、記号は金や銀というパターンが多い中、弊社が提案したのは背景にグラデーションをかけた金と銀。そして、富良野らしさを表現するため、ラベンダーの花びらをイメージしたものを用いて記号を中央に配置しました。

「全体のバランスがとても良く、期待以上のデザインでした。研究所のみんなにも見てもらい、ほぼ満場一致で長井さんのところに決めさせてもらいました。以前、別のワインでラベルをお願いした際もそうでしたが、長井さんは今までの概念を取り払うようなデザインを提案してくれます。私たちから話をヒヤリングしたあとのイメージする力というか想像する力が的確ですし、いいデザイナーさんがチームにいらっしゃるのだなと思っています」(高橋さん)

ありがたいお言葉をいただき、また大切な記念ワインに弊社のデザインを採用していただいたことを嬉しく思います。

高橋 様

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