事業事例ご紹介
創業70周年の祝賀会を社員と⼀緒に作り上げる
事例ご紹介の第1回目は、彦根市に本社があるシリカゲル製造販売されている山仁グループ様。
3代目の現社長は、「感性を養うことが人材育成において最も大切」という理念のもと、【社員と一緒になって作り上げるプロジェクト】を目指されました。
最初のブレストから約8か月後の、2024年2月に開催された祝賀会は、音響、動画、MC、オリジナル落語など、皆様に楽しんでいただける仕掛けを盛り込み、大盛況で幕を閉じました。
今回は、社長と私たちが考えた周年記念事業の狙いや目的についてお伝えします。
社員さんに胴上げをされている社長。
感動的な光景でした!
オリジナル落語では、亡き先代の目を通して、現社長と社員さんの奮闘記を語るという構成で話が展開♪
せっかくやるのなら、と考えたのは
目的1
お客様、取引先、OB、社員と社員のご家族に感謝を伝え、今後の方針を内外に伝える会にする
目的2
社員の感性教育を兼ねた経験
目的3
企業理念・経営理念の再構築を図り、新規事業に参入しても社内が迷わない理念・体制作り
目的4
会社の歴史や商品開発の秘話などを内外に周知する
でした。この4つを軸にさらに各プロジェクトが同時進行で動いていきました。
■次号では、プロジェクトの詳細についてお送りします。
メンバーコラム
社員さんへサプライズを届ける
式典の目玉の一つだったのは、社長から社員一人ひとりへ、感謝の想いを綴った色紙を渡す時間。
実は、当日まで社員さんには誰にも明かされていず、周年記念プロジェクトに携わった社員さんたちにも秘密にしながら準備をしていきました。
当日、ひとりずつ壇上にお呼びすると、スクリーンにプロカメラマンが撮影した社員さんの写真が映し出されます。社長は色紙に直筆で書いたメッセージを読み上げ、お渡しします。
社員のみなさん、本当にいい笑顔で、じーんと心温まる素敵な光景でした。
色紙は、写真、社長の言葉のほかにも、コピーライターが一人ひとりにキャッチコピーを作るという手の込みよう。世界にひとつだけのプレゼントとなりました。
今週のトピックス
周年記念イヤーはスタートライン!?
周年記念事業は未来を見据えた
スタートライン
「周年記念事業」というと、頂くお言葉の多くが、祝賀のパーティ企画ですか?、記念品の作成ですか?
です。それはそれでその通りですが、ただしこれらは一つ辿り着いた手段であり、そもそも記念事業の目的ではありません。企業の本質は存続と発展ではないでしょうか?だとするならば、例え50周年、100周年を今日お迎えであっても、ただ喜ぶだけの宴では勿体ないです。5年10年後の更なる発展のスタートラインであるべきです。私たちは「周年記念事業」をそのように位置付けております。
例えば、5年後、10年後、貴社はどの様な存在を目指していらしゃいますか?
その目標に対する課題は何でしょうか?
それらを踏まえて、どの様な手段をこの特別な年に 行いスタートを切るか…そこがポイントです。
今月の名言/銘言
一沈一珠 〈いっちんいっしゅ〉
海女は一度深い海に潜ったら1つの真珠を見つけるまではどんなに苦しくてもあがってこない。
取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは
電通鬼十則の5番目に出てくる言葉ですが同じ意味ですね。
殺されても放すなとは今の時代物騒ですが、会社経営は「放すと」本当に死んでしまうので、絶対に放しません!
メンバー紹介
長井 伸樹
nobuki nagai
こんにちは、NPO JAPAの代表を務めております長井伸樹と申します、どうぞ宜しくお願いいたします。
私は北海道札幌市出身で、現在も経営する広告会社の本社、家族、私の本籍は札幌にございますが、月の多くを東京で過ごしており、所謂「単身赴任中」です。
広告パーソンとして30年の経験を活かし「周年記念事業」のプロデュースを通じて、企業の発展の一助となるべく想いを込めて仕事をしています。
前職、といっても30年も前の話ですが、スキー教師という仕事をしていた変わり者です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
このコーナーでは理事メンバーを順番に紹介していきます、HPでも公開中です!
長井 伸樹〈代表〉 国場 みの〈副代表〉 田本 夕紀〈監査〉 阿部 裕 小林 大剛 齋藤 久夫 佐藤 圭 藤原 智之 三島 進 南 あき